来なかった明日への願い
【来なかった明日への願いを託す】
それが少年と彼との交わることのない最初の出会いだった。
窮屈だ退屈だと殻に閉じ籠る日本人の少年はある日、文字通り転送されてきた本を手に取る。
人を名乗ることを禁じられた亜種の記憶、神を信じ神に裏切られ、世界の真実を知り、不自由な自由に反逆することを決意する。もう望んだ明日が来ないことを知りながら、最後の戦いを前に、願いを少年に託した。
そして、出会う筈のなかった少年と彼は、二つで一つの歯車により運命が、世界が重なり合う。
一人称と三人称とわかれますが故あってのことなのでご容赦ください。
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