ヒミ☆忍 ~秘密の忍び学園~
服部晴子は中学一年生。亡き父の夢、「世界一の空手家になること」を目標に空手に打ち込んでいる。中学進学前、空手大会で優勝した晴子は龍宮学園にスカウトされる。関西では言わずと知れたスポーツ名門校の誘いに、晴子は転入を決める。
九月初め、晴子のもとに金髪の貴公子・明星が現れる。二十二歳で龍宮学園の理事長に就任した明星は、「父が貴族、母が将軍家の末裔」というエリート。
晴子には、空手で同級生にケガを負わせた、トラウマがあった。そんな過去が、成長をとめていると見抜いた明星は、「忍びにならないか?」と声をかけた。
忍びになれば強くなれる。その言葉を信じて晴子は龍宮学園の忍びになる。任務のほとんどは学園内で起きる、いじめを解決すること。ある日、晴子はイタリアから転入してきたクリスに「パートナになって」と誘われる。
クリスは明星の弟で、兄を救うためにイタリアからやってきた。明星は、長男の嫉妬で明星財閥から追い出されようとしていた。「ひとり日本でがんばる明星を助けたい」、そんなクリスの熱い想いに打たれ、晴子はパートナーを引き受ける。
数日後、龍宮学園に事件が起きる。「龍宮学園の闇!」という陰湿な記事が出回り、明星はピンチに陥る。学園の評判が地に落ちれば、明星は本家を破門になる。陰湿な記事を流した犯人を、晴子とクリスが捕まえることになった。
犯人は、龍宮学園に恨みをもつ夜霧という元生徒。夜霧は学園最強と呼ばれた天才空手家だった。夜霧がたむろするクラブに潜入すると、晴子は組手での勝負を挑む。ふたりの攻防はつづくが、決着はつかなかった。そこへ明星が現れて夜霧は降参する。
明星は夜霧を龍宮学園に復学させた。そして空手部のコーチとして迎え入れる。晴子のトラウマを知る夜霧はコーチとして、「服部晴子を強く育てる」と誓う。こうして「世界一の空手家になる」、「忍びとして学園を守る」、晴子の新しい日々がはじまった。
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