どうぞお好きになさってください
婚約者の第一王子殿下は言った。
「学園にいる間くらい自由にさせてくれないか。君が王太子妃になることは決定事項だ。だから、せめて学園に通う二年間は、僕はひとりの男として自由に過ごしたい」
公爵令嬢はその綺麗な顔に冷酷な笑みを浮かべる。
「好きになさればよろしいわ」
オルテガは元々捨て駒の予定だったのね。
――――――――――――――――――――――
「SALT(ソルト)」って映画があるんだけど……
北の某国(Koreaじゃありません)が、とある施設で子供たちをスパイとして育てて、卒業したら某合衆国に送る。
時期が来たら合図を送って行動を開始。
ちなみにソルトという主人公は、某合衆国の諜報機関に所属してた。
合図と共に某合衆国を潰す活動をする……はずだったんだけど、某合衆国民として幸せを掴んじゃったから、北の某国の同胞たちと敵対する事に。
>63
パイライト王国の諜報レベルは三流過ぎる。
いくら元手の殆どかからない孤児を使っているとはいえ、工作効果が幼児の嫌がらせレベルならヒト、モノ、カネの浪費だな。工作後の手立てが「悪い噂を流す」ではなぁ。
学生同士の小競り合いじゃあるまいし。
スパイのクリーニングをするより、策源地であるパイライトの国王や王族を暗殺した方が早道だ。
諜報が三流なら、治安維持や警備も三流だろうよ。
あとはロレンスみたいな扇動者送り込んで革命起こさせた方がいいな。
匂いとスパイは元から絶たないといけないからな。
>62
ユークレースがクリーニングをするにしても「どこで」やるかだな。
おそらく主戦場はオブシディアン王国首都という事になるだろうな。
ユークレースの諜報機関の現地協力員(イリーガル)がオブシディアンにいれば本隊が着くまで時間稼ぎ出来るが、そうでない場合、オブシディアン王家か、柳生・・・ではなく、カルセドニー侯爵家に情報をリークするかだな。
オブシディアン王国の防諜機関がどれほどの能力か不明だが、オルテガ、カトリーヌごと暗殺者も逮捕出来れば御の字だ。CIAとまでは言わないが、せめて、内閣調査室や別班レベルの諜報・防諜機関はあってほしいものだ。
生け捕りにした場合、「真実の血清」の使用をためらう理由はないだろ。投与の結果、正気を失おうとも背後関係の裏取りが出来ればいいからな。
後は政治の出番だ。バイライトに対して恫喝外交をしようと、宣戦布告しようと政治的選択肢は色々ある。
>61
凄腕の情報統括官がオブシディアンに駐在して間諜たちを統括し且つ状況変化の兆候を掴んでいれば、間違っても王子を連れ出せなんて「決行」の決断は出来ないだろう。
勘が鋭い者なら、軍の対外情報部や警察の公安部外事課、組織犯罪対策部外事捜査隊などの防諜機関が嗅ぎ付けてくる前に撤退の指示を出す。(もっとも、ユークレースに嗅ぎ付けられた時点で詰んでるが)
バイライトの不運はチームで行うべき諜報活動というものを全く理解していない事だな。情報取得チャンネルの貧弱さは致命的だ。
リアルタイムで音声、映像のやり取り出来る現代でさえチームで活動しているのに、鳥獣を使った伝書通信やカンテラを使った発光通信と言ったアナログでタイムラグのあるような命令伝達手段しかない場合は尚更だ。
命令の発出元が現地でなく本国という時点で状況変化に対応出来ず、ちぐはぐな諜報活動になるのは火を見るより明らかだ。
オルテガ君は任務失敗で死亡するフラグが立ちまくりだよ。
当局は一切関知しないImpossible Mission Forceや死して屍拾う者なしの隠密同心より待遇悪そうだ。さらに捨て駒感がハンパない。
ともあれ、失敗は約束された。
ユークレースがクリーニングに着手し始めたからな。
オルテガ・イ・ガセットというスペインの哲学者であり思想家は 「大衆の反逆」 という言葉で有名です、大衆の反逆・強すぎる組織体制は人を凡俗する と述べているんです、
後オルテガ・イ・ガセットは貴族を 「共生できる社会を実現するために行動する人」 と貴族精神を説いています
>60
バイライトの謀略シナリオ、既に破綻しているよな。
ユリシスを謀殺して罪をユークレースになすりつけようとしても、先ず、ユークレースが謀殺する動機がないよな。
強いて挙げるなら「恋敵を消すため」では余りにお花畑過ぎる。
そして、オブシディアンにしても、ユリシスは切り捨て一歩手前だ。仮に謀殺されても廃棄処理の手間が省けたぐらいにしか思わないし、ユークレースの犯行説自体信じないだろう。
ユリシス退場後の算段は既に行われているし、第一王女が王太女になる流れになるから瓦解はしないだろうな。
成人するまでは王国宰相のアメトリン公爵が後見に付くだろうから後顧の憂いは無いだろう。
普通、国を跨がる諜報工作は間諜のみで行わない。間諜だけでは現地での不測の事態に対応できないから、撤退や中止、決行といった判断の出来る情報統括官と呼ばれる上級スパイが配置される。
現実だと上級スパイは在外公館に配置される事が多い。トランプ君の国や赤い国は特に顕著だ。
もし、バイライトが上級スパイを配置してこの為体ということは、王国中枢や閣僚会議へのパイプを持っていないというお粗末な状況という事だな。
上級スパイは高身分の者がなるから、たいてい中枢部に何かしらの伝手を持っているものなのだがな。
>59
ズルタナイト子爵令嬢自体は自国の令嬢か。
その婚約者がバイライト王国なる第三国の間諜と。
よく考えれば自国の貴族でなければ王城に入れないわな。自国の貴族令嬢なら権限停止状態の孺子(こぞう)相手でも接近は可能だしな。
バイライト王国か。
初めて出て来た第三国名だな。
その国の間諜がユリシスを唆して何をするのやら。
主人公の嫁ぎ先、ユークレース王国と敵対関係の国なら、婚約式や結婚式のタイミングでテロを企てるだろうな。
銀河英雄伝説に出てくる地球教がサイオキシン麻薬で教徒を中毒者にしてテロの尖兵にしているように、ユリシスを「生きた凶器」にしてテロをするんじゃないだろうか。
オブシディアン王国とユークレース王国の関係にヒビが入ると。
ユリシスは離間工作に持って来いの使い捨て可能な「主演俳優」じゃないか。
背後関係については続きが待たれるところだ。
特殊部隊の本当の主はカルセドニー侯爵家か。服部や柳生のような家門か。
たしか、主人公の友人レディーノの実家だよな。
ユリシスは2つの国の王族の血を身に宿してるからね、ユリシスが破滅してカイルかビオラが立太子、即位すれば正妃の実家である国との繋がりは微妙な感じになるから、ユークレースにもパイライトは力を削ぎたいの思惑があるのかな?
やっぱり第三国絡みか、ポッと出の子爵令嬢とやら。
一瞬だけ、ティファに有り得ない逆恨みした破滅願望持ちかと。
「アメトリン公爵令嬢嫌い!私がどうなろうと引き摺り堕としてやる‼︎」的な。
(ヾノ・∀・`)ナイワ
まあ普通、異性関連で問題起こして“軟禁中”のヤツに元凶共が接触なんて無理な筈だし。
国内の不穏分子を炙り出す為にわざと泳がせて…かな、国王様。
でなければ警備ザル過ぎ。
多分向こうの国は、王太子の言動から国自体ユルいと思っていそう。
件の小娘が素人(工作員?ならもっと上手くやれ)っぽいのは、見習いレベルでも十分と。
何時でも切り捨て可能なお試し要員に感じる。
「これで2国が揺らげば僥倖」と。
弟君が『フラグ立て』してしまったけど、阿呆兄を贄に、面倒極まりない野心国家潰しちゃえば?
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