神霊妖魔保護特区
東日本大震災により東北が完全に壊滅した世界。総理大臣・赤神 恭一郎は闇に隠れ棲んでいた人外の者共の実在を公表し、壊滅した東北地方全域を彼等のための保護特区とすることを約束した。
それからしばらく経ち、とある山中の鬼の隠れ里では一人の男が長い封印から解き放たれる。生まれたばかりで母親を喰らい、夜を読む力と不死身の肉体を手に入れた読夜の鬼・長食。彼を憎む里長は自由を与える対価として条件を一つ提示する。
妹を守りたくば、裏切り者共を始末せよ。
今や世界中の人外が集う保護特区。そこで消息を絶ち、反政府勢力についたとされる同胞を討つべし。武力を差し出す代わりに里の自治権を守っていた里長は、裏切った精鋭たちを倒すために長食を解き放ったのだ。
生まれた時に一目見ただけの妹。触れたことも言葉を交わしたこともない。それでもその存在を支えに孤独と静寂に耐えていた長食は約束する。
必ず裏切り者共を殺す。
そして、妹の安全を確保できたならば、その時には必ず里長も殺し復讐を果たす。
かくして最強の鬼は解き放たれ、人外集う神霊妖魔保護特区へと赴く。そこには彼と同じ力を使う吸血鬼や様々な強者たちが集っていた。
それからしばらく経ち、とある山中の鬼の隠れ里では一人の男が長い封印から解き放たれる。生まれたばかりで母親を喰らい、夜を読む力と不死身の肉体を手に入れた読夜の鬼・長食。彼を憎む里長は自由を与える対価として条件を一つ提示する。
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