行き遅れの結婚縁組み人ヴェラ、王太子の花嫁探しに苦戦する〜殿下、そんな花嫁存在しません〜
ヴェラ25歳、両親も夫もいないが、持ち家と美人の妹はいる。エスカテル村では行き遅れと言われているけれど、気にしない。結婚を仲介する「仲人」のビジネスで忙しいのだ。ある日、王妃直々にアラスター王子の花嫁探しを任される。王太子にふさわしい花嫁を探すのは至難のわざ。アラスターは花嫁の鼻がデカい、とか音痴とか、どうでもいい理由で花嫁候補を追い払ってしまうのだ。いけ好かない男。しかも王子はヴェラの幼なじみで、遠い昔には小さな恋人同士だった。そんな王子にまでヴェラは「あれでは一生結婚できないだろう」などと言われてしまうのだが……。ヴェラは縁組みの依頼人やアラスター王子に振り回され、奮闘する日々。さらに国王の始めた戦争の影響から、次第に困窮していく。そんなヴェラに手を差し伸べようとする王太子だが……。すれ違いだらけの王太子とヴェラ、理解し合える日が来るのだろうか?個性的な縁組み依頼人たちのロマンスにも注目あれ!(1.枝豆と鳩)一目見るなり、お互いを激しく嫌い合うレオナルドとアリス。だが、二人の後見人は縁談を無理に進めようとして?(2.猫屋敷・犬屋敷)猫好きの女キャロルと犬好きの男ボブ、愛かペットか選択を迫られ、大喧嘩してしまう。(3. 血縁) ゼルダは従兄のベンジャミンと激しい恋に落ちていた。だが、父親に血縁関係を理由に結婚を禁じられてしまう。ヴェラに仲介をたのむが……。(4. 強欲な商人と踊り子の少女)父親ののこした借金のために、年上の男に結婚を迫られる少女マチルド。ヴェラはマチルドを不幸な結婚から救おうとする。
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