法務大臣の息子に転生した元検察官、今度は“裁かれる側”を知り尽くしている
東京地検特捜部のエース検事・九条健人は、大物政治家の巨悪を追い詰めるも、巧妙な証拠隠滅により敗北。口封じのために命を奪われた。
次に彼が目を覚ましたのは、魔法が存在する異世界。
しかも、証拠など無視して平民を処刑する冷酷無比な王国法務大臣の三男、レオン(15歳)としての生だった。
前世で「証拠不十分」に泣いた男が、証拠など無意味な権力至上主義の国に降り立った皮肉。
おまけに、血塗られた法務大臣の父、裏社会を牛耳る毒蜘蛛の母、暗殺上等の冷酷な兄、暴力至上主義の騎士の姉という「極悪人」の家族たちは、なぜか末っ子のレオンだけを異常なほど溺愛し、莫大な資金と権力を与えてくる。
「……なら、この甘すぎる家族の権力と資金、存分に利用させてもらおう」
異世界の杜撰な司法制度と、口約束だらけの商業経済。
レオンは前世の法的知識と、錬金術師と泥臭く開発した「科学捜査(鑑識技術)」、そして絶対に逃げられない「悪魔の契約書」を武器に、政敵たちを合法的に破滅させていく。
天才令嬢と裏帳簿を解読し、裏社会の少女を操り、お飾りの王女を法廷の傀儡にする。
これは、前世で正義に絶望した男が、強大すぎる家族の愛を背に、異世界の法と経済を裏から支配する最強のダークヒーローへと至る物語。
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