我が家の猫は王様である

饕餮

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サッカー?

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 龍のお気に入りの玩具はいくつかあるが、そのうちのひとつがピンポン球。13歳となった現在は全く反応しないけど、5歳くらいまではよく遊んでいた。

 ピンポン球は、100均で買ったもので、オレンジ色。目の前で転がしてあげればすぐに反応して、飛びついてくる。自分の手を使ってちょいちょいとつつくと、ピンポン球がコロコロと転がり、それを追いかける龍。
 てててててっ、と駆け回り、あちこち移動しながらピンポン球を追いかけ、つついて遊ぶ龍にほっこり。
 狭いテレビ台の下に入ってしまった時は「とってくれ!」と謂わんばかりに「みゃー!」と鳴いて、私に催促をする龍。

 くっ、けしからん! 可愛いぞ! もっとやれ! (親バカである)

 時々転がしてあげながらしばらくピンポン球で遊んでいた龍だけど、疲れたのか飽きたのかはわからないが、ソファーに飛び乗って毛繕いをしはじめ、それが終わると丸まって寝てしまった。

 疲れたんだね。
 今日もいっぱい遊んだね。

 起きたらまた遊ぼうね、と頭や躰を撫でながら、そんなことを思った、残暑。


 三歳くらいの時の龍。ピンポン球で遊んだ時は、こうやって布団かソファーの上に乗り、寝てました。




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