エルダニア大戦記〜敗残兵に飯と役目を与えていたら、乱世の国づくりが始まりました〜
※11月末頃までは、仕事・私生活の都合により、毎週水曜日・土曜日の週2回更新を基本とします。
東南沿海の小男爵家五男、アズール・エスター。
武勇も軍略も政治も、彼は何ひとつ突出していない。
ただひとつ、人を扱う勘だけはあった。
義に縛られすぎる幼馴染ガレス。
詰まった局面をこじ開ける爆弾のような武人ブルーノ。
現実と数字で理想を支える弟ノエル。
乱世の端で、アズールは敗残兵を拾い、負傷者を抱え、流れ着く者たちに役目を与えていく。
最初は、ただの避難所だった。
やがて、それは食える共同体となり、港と水運を押さえる小勢力となり、南部の穀倉を得て、国へと変わっていく。
これは、乱世を勝ち抜く英雄の物語ではない。
勝つ力ではなく、人を残す力で、
大陸の三国の一角へ至る男の戦記である。
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