イベリスは実らない
「俺はお前が好きだ」と、幼馴染が蛙に想い人を重ねて告白していた。それが意地悪な質問だとわかっていたのに、シュールな光景に思わず「本人に直接告白しないの?」と笑ってしまう。私は彼のことが好きだ。しかし、彼には他に好きな人がいる。だから、私は生物室へ来るたびに、イベリスに水をやる。実らなかった私の代わりに、彼が幸せになりますように。
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