ようこそ、異世界ホテル"Aequitas"へ
『ようこそ、異世界ホテル"Aequitas"へ』著者:嘯江 新
異世界のどこかに存在する、
一軒の巨大ホテル――HOTEL Luminous(ホテル・ルミナス)。
エルフ、獣人、魔族、妖精、竜族――さらには勇者、魔王、神、亡霊まで。
このホテルでは、種族も身分も敵味方も関係なく「宿泊客」として平等に扱われる。
主人公は、そこで働く若きホテルマン。
彼には圧倒的な魔力もなければ、伝説の剣もない。けれど、客の表情や仕草から求めているものを察する観察力、絶対に客を見捨てない責任感、そしてホテルマンとして培った接客技術を持っている。
「魔王と勇者が同じ日にチェックインしてしまった」
「ドラゴンのお客様には通常の客室が小さすぎる」
「幽霊のお客様が300年前の予約票を持って現れる」
「王女がお忍びで宿泊していることが暗殺者に知られる」
「一文無しの少年が、死んだ母親との思い出の部屋にもう一度泊まりたいと訪れる」
そんな異世界ならではの無理難題を、主人公とホテルスタッフたちが解決していく。
そして、ホテルには一つの絶対的な理念がある。
「この扉をくぐった者に、敵はいない。」
外では戦争をしている二つの国も、勇者と魔王も、殺し屋とその標的も
――ホテルの中では等しく「お客様」である。
異世界のどこかに存在する、
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