死体あっての脚本部
「ヒマね。連続密室殺人事件でも起こらないかしら」
ヒロインである前守未咲は小学生の頃から『ありきたりな日常』に飽いていた。部活も入らず、友達といえるのは上月犬一と姫宮楓のみ。中学をありきたりに過ごし、これではいけないと思うが何をしたらいいか分からず途方に暮れる。
ある日、通っている師走高校で、野球部元エース八木一瀬が死体で見つかる。これはチャンス、出来る限り堪能せねば、と脚本作りをして面白おかしい事件に仕立て上げようとする。野球部の後輩であり、現エースの神谷瞬は不幸な巡りあわせから自分が彼を殺したものだと思い込む。
さあ、この辺りから。
オレ達の脚本を始めよう。
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