ループ8
どうせ僕が死ぬのだから、僕の命を君にあげる。
35歳の遠野トワは死のうとしていた。しかし、首筋を切り自死したはずの遠野は気づけば白い部屋の中にいた。そこで白狐の姿を借りた何かに「自分の命を使い、誰かを生き返させられる」「気に入らなければ何度でもやり直し可能」「ただしやり直すために過去に戻れるのは1か月間だけ」だと聞かされる。つまり命のリサイクルだ。
遠野はすぐに頷き、中3の夏、8月の1か月間に戻ることを選択する。あの時、通り魔に刺され、死んでしまった後輩の美津ヒカルを助けるために。
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