『特別』を願った僕の転生先は放置された第7皇子!?

 特別になることを望む『平凡』な大学生・弥登陽斗はある日突然亡くなる。

 神様に『特別』になりたい願いを叶えてやると言われ、生まれ変わった先は異世界の第7皇子!? しかも母親はなんだかさびれた離宮に追いやられているし、騎士団に入っている兄はなかなか会うことができない。それでも穏やかな日々。

そんな生活も母の死を境に変わっていく。なぜか絡んでくる異母兄弟をあしらいつつ、兄の元で剣に魔法に、いろいろと学んでいくことに。兄と兄の部下との新たな日常に、以前とはまた違った幸せを感じていた。

日常を壊し、強制的に終わらせたとある不幸が起こるまでは。
 

 神様、一つ言わせてください。僕が言っていた特別はこういうことではないと思うんですけど!?

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