愛を知らない僕は死んじゃう前に愛を知りたい

しおりんごん

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第四章 別に騙されたとか思ってないし今も変わらず大好きだけど、、、なるべく近寄らないでください(汗)

あっさりとはきえない

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『いらないこ』

あれ?またこの空間だ



でもあれはもういないはずなのに

ボクはルティ
なのに


『いらないこ』

わかってるよ

でもいまはちがうもの
ボク自身がボクの人生を必要としてるんだよ


今はもう関係ないんだ

『ほんとうに?』





「え?」

『本当に忘れきったと思っているのか』

『お前とあいつの何が違う』

『結局は一緒だろう』

『ひとりよがり』

『愛されたがり』

『以前はあきらめているような口振りだったが』

『お前は誰よりも愛に執着していた』

『自分を見て
自分に構って
自分を愛して
自分だけを、、、と』

「ち、ちがうっっ!!」

『いや、違わない』

『今はすんなりうまくいっているようだが、それも所詮はただの独りよがり』

『そしてお前は気づくだろう
愛など所詮空想でしかないと』

「、、、なにを、、いってる
あなたはだれ?
ここはお母様がいた場所でしょ?!」

『ここはお前の意識の中である
空想世界
場所などではない
ただの夢の中だな

それと、お前に名乗る名前などない』

「、、、ボクに何が言いたいの」

『だからさっきから言ってるじゃないか』















結局お前は
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