あなたにおすすめの小説
子どものころから嫌いだった幼馴染は、私と結婚するつもりだったらしい
幼いころからアレクシスのそばにいるたび、リディアは周囲の令嬢たちから嫌がらせを受けてきた。何度も「嫌い」「離れたい」と訴えても、両親はそれを子どもの意地や照れだと思い、本気にしなかった。
十五歳で外国の高等学院へ留学したリディアは、魔道具職人として自立する道を見つける。そして十七歳の成人を迎えた日、彼女は伯爵家から離籍し、二度と故郷へ戻らないと決めた。
一方そのころ、アレクシスはリディアと結婚するつもりでいたことを明かす。けれどリディアは、そんな未来を一度も望んでいなかった。
これは、誰にも届かなかった「嫌だ」を抱えていた少女が、自分の人生を自分で選び取るまでの話。
婚約破棄されたので、あなたの剣はもう打ちません――私の仕事を認めてくれた騎士団長に、大切にされています
「婚約は解消する。だが、剣の手入れは今までどおり頼む」
鍛冶工房の娘リゼットは、婚約者の騎士オスカーを支えてきた。
彼の手に合う剣を作り、仕事が終わったあとも、代金を求めず手入れを続けてきた。
けれど彼が結婚相手に選んだのは、出世につながる侯爵令嬢。
別れを告げたその日さえ、当然のように剣を差し出してきた。
「あなたの剣は、もう打ちません」
父の名で働いていた工房を離れ、小さな店を開いたリゼット。
そこを訪ねてきたのは、右手に古傷を抱える第二騎士団長アドリアンだった。
「今日は、あなたにお願いしたくて来ました」
彼は彼女の説明を聞き、仕事に正当な代金を払い、その腕を彼女自身の名前で人に伝える。
そして、剣が直ったあとも、食事や休日の外出に誘ってくれて――。
一方、リゼットの支えを失った元婚約者は、自分が何を当然だと思っていたのか、ようやく気づき始める。
これは、誰かに尽くすばかりだった女鍛冶師が、自分の名前で働き、仕事をしていない時間まで大切にしてくれる人と幸せになる物語。
※全24話で完結。ハッピーエンドです。
【完結】毎夜、幼馴染の元へ通う夫へ。完璧な妻の仮面は返上いたします
【祝】HOTランキングランクイン!たくさんの応援ありがとうございます!
社交界で「理想の夫婦」と称えられるグランヴェル伯爵夫妻。だが実態は、毎夜幼馴染の愛人の元へ通う夫レオナルドと、一人冷たいベッドで眠るアメリアの「白い結婚」だった。
愛人に金品を貢ぎ、妻を「冷たい飾り」と見下す夫。しかし彼は知らなかった。己が誇る「優秀な領地経営」を担っていたのが、アメリアの頭脳だったことを――。
限界を迎えたアメリアの知的な罠が弾ける時、偽りの夫と愛人に完膚なきまでの絶望が襲いかかる!
※ハッピーエンド保障
※全5話完結しました
元カノの妹と同棲することになりまして。
21歳の秋。
俺は、当時付き合っていた榊原美麗にフラれた。
決して長い付き合いではなかった。
それでも、その別れによって途切れてしまった縁がある。
あれから7年。
28歳になった俺の前に、忘れかけていた過去が再び姿を現す。
元カノの妹――榊原栞との、偶然の再会によって。
「恭佐さんのこと、もっと知りたいです」
7年前とは違う彼女に戸惑いながらも、俺たちは少しずつ、途切れた時間を埋めていく。
……はずだったのだが。
「おにぃ!! 玉ねぎ剥いてたら無くなっちゃった!!」
兄を振り回すことが生きがいの実妹・雛乃まで現れて、静かだった俺の日常は一気に騒がしくなっていく。
これは、元カノの妹と始める、少し不器用で賑やかな同棲生活の物語。
カクヨム、なろうにて先行連載中。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
亡き夫と十七歳で再会しました~無愛想な彼に、今度は私から恋をする~
夫は、私を愛していない。
ずっと、そう思っていた。事故の瞬間、彼が命をかけて私を守ってくれたことを思い出すまでは。
失った記憶を取り戻し、目を開けると、私は十七歳に戻っていた。
隣の席にいるのは、高校生の夫。無口で、無愛想で、まだ私と結婚する未来を知らない彼だった。
傷ついた右手を隠し、幼い妹を支えながら、誰にも頼ろうとしない。近づけばそっけなくされるのに、困っていると、いつも手を貸してくれる。
昔好きだった人を追いかけるのは、もうおしまい。
今度は私から、あなたの隣にいたい。
一緒にご飯を食べて、くだらない話をして、少しずつ、あなたのことを知っていきたい。
これは、夫婦だった二人が、恋をする前からやり直す物語。
理想の婚約者でした。でも私は、彼の周りにいる人たちを見て縁談を断りました
「結婚相手を選ぶ時は、その人だけを見てはいけないわ」
亡き母が遺した言葉を、エレナ・ブランシャールは長い間理解できずにいた。
社交界で理想の婚約者と呼ばれる侯爵令息ローラン・グレイン。
優しく、誠実で、誰もが羨む相手だった。
けれど彼の家を訪れたエレナは気づいてしまう。
怯える使用人たち。
人を見下す家族。
弱い者を笑う友人たち。
そしてローランは、それを止めないということに。
一方、地味で無口だと噂される辺境伯レオナルド・ウォルフの周りには、なぜか笑顔の人たちが集まっていた。
これは母の教えに救われた一人の令嬢が、本当に大切なものを見つける物語。
ログインすると感想の投稿ができます。