一万人を見捨てた錬金術師を、子どもたちは「ママ」と呼ぶ
【全53話・約11万字/完結まで執筆済】
「私の前で、誰も死なせはしない。あなたでさえも」
黒霧の夜、怪物〈悪夢〉を狩るベンバドルは、銀の腕を刃に変える錬金術師ミラに命を救われる。
だが、目覚めた彼の胸には、七日後に心臓を食い破る呪いが刻まれていた。ミラから離れれば死ぬ。生き残るため、二人は呪いの元凶を追う。
その前に現れたのは、ミラが三年前の戦火で見捨てた妹――ホムンクルスのイーディス。
飢えに耐え、姉を探し続けた彼女が見つけたのは、拾った子どもたちに「ママ」と呼ばれる姉だった。
「家族ごっこは楽しかった?」
一万人の死を背負うミラは、憎まれても、傷つけられても、妹を救おうとする。
けれど、自分自身が救われることだけは許せなかった。
やがて呪いは、守りたい子どもにまで及ぶ。
自分が死ねば、皆が助かる。そう考えたミラに、彼女が守ってきた家族が抗い始める。
錬金術と銃火が交差する、七日間のダークファンタジー。
毎日7:10/21:10更新。完結まで連日投稿。
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