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第5章 辺境の地にて
第65話 建前上『男女は同権』 ―― でもいろいろとややこしそうな話
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このままさっさと西方に入るのも一つの手だが、手書きの大ざっぱな地図ぐらいしか情報が無いのは何とも心細い。
幾らチート魔力があろうと、不意を打たれたら簡単に捕まえられてしまう事を思い知らされたばかりだし、ここはもっと慎重に行動するべきだな。
やはりあちらについての情報を可能な限り集めてからにしたいところだ。
そうなると当ては一つ、聖セルム教の宣教師であるフレストルだけである。
だいたいの場所は分っているし、ここはフレストルの社を訪れてちょっとばかり話をさせてもらうとしよう。
まあその代償にいろいろと説教はされるだろうけど、それも西方の人間の考えを知るには貴重な情報だろう。
あとフレストルの言い分を聞いた上で、聖女教会と仲良くするのは難しいとしても対立をいったん棚上げして、いま広まっている病気に対し共に力を合わせて対処し、より多くの人々が救える体制を整えるように仕向けられたらいいと思っている。
一神教徒達が住んでいる地域はファーゼストの城壁外であり、周囲には盗賊対策と思われるちょっとした柵があるのを別にすれば特に防御施設はないようだ。
魔術で視覚を強化した上で、遠目に様子を見る限りでは一神教徒だけでなく、いかがわしそうな商人だとか、周辺の少数部族だとか、城壁内に入れない ―― 少なくとも歓迎はされない ―― 雑多な人たちが住んでいるように思われる。
朝から出入りする人間もかなり多いようで、活気はあるようだがファーゼストの城壁内よりも治安が悪いのは間違いないので警戒は必要だな。
オレは慎重に周囲の様子をうかがいつつ、ひっきりなしに人が行き来するファーゼスト城壁外の下町へと足を踏み入れた。
市場で話を聞くとすぐに『唯一なるもの』の社の位置は分った。
もちろん秘密教団ではない以上、居場所を隠す理由はどこにもないどころか、むしろ積極的に広めているはずだから当たり前の話だけど。
そんなわけで『唯一なるもの』の社へ向かっていると、すぐにオレの視界に道を歩いている見慣れた上背のある男の姿が飛び込んできた。
もちろん昨日出会ったフレストルである。
どうやらオレは人と会う事に関しては、よくもわるくも運が太いらしい。
まるで信心などないのだが、どこかの縁結びの神様にでも魅入られているのかもしれない ―― などと考えるのは神様が幅を利かせているこの世界にオレも毒されてきているような気がしてくる。
そしてオレの姿を見つけたフレストルも笑顔を浮かべて手を挙げる。
「やあ。アルタシャ君。もう小生を訪ねてきてくれたのかね。ありがとう」
フレストルはオレが『ありがたい説教を聞きに来た』と確信しているようだ。
実際、その通りなんだけど、この人は『別の用事でここに来て偶然会った』という可能性は全く考えていないらしい。
ある意味で凄い人だ。本当に感心するよ。
「それでは我が社に行きましょう」
「いいんですか? フレストルさんは他に用事があったのでは?」
「もちろん人々の声 ―― すなわち神の声 ―― を聞いてまわるのも小生の仕事のうちに含まれています。だけど真実を知りたいと思う者を導くのはもっと重大な役目です」
どういうわけかフレストルにとっては『人々の声』とは『神の声』であるらしい。
まるで元の世界の政治家みたいな事を言うんだな。
そのあたりもフレストルの崇める一神教である聖セルム教の教義と関係があるんだろう。
男だった頃のオレは『宗教家のありがたいお話』などまるで聞く気にもならず、そんな事をしてもすぐに寝てしまっただろうけど、今はどういうわけか好奇心が抑えきれずワクワクしている自分が心の片隅にいる気がする。
しばしの後、オレがフレストルに案内されたのは、よく言えば清貧、悪く言えば貧乏くさい古い建物だった。
この下町の建物の一つを借り受けて、聖セルム教の社へと改装したのだろう。
その正面には正三角形が高らかに描かれているのがかなり人目を引くので、ひとまず問いかけてみる。
「この三角形は何を意味しているのですか?」
「正三角形は確実性と永続性を示します。偉大なる我らが『唯一なるもの』はその姿を描かれる事は決してありませんが、正三角形がその象徴となるのです」
なるほど。元の世界における某世界的宗教の十字みたいなものか。
もっともヴァンパイヤとか悪魔とかを追い払う効果はあんまり期待出来そうにないけど。
そしてフレストルがドアを開けると、一人の少女が出迎えた。
「フレストル様。お早いお帰りでしたね」
年齢は十代の後半。容姿はなかなかに整ったものだが、身にまとう質素な木綿のドレスと飾り気のない装いは正直に言って地味な印象を与えている。
「あれ? そちらの方はどなたですか?」
少女はオレに向けて怪訝な表情を向けてくる。
「こちらは先ほど出会ったアルタシャ君ですよ。『神の声』を聞くことを望んでいるので、案内してきたのです」
そういってここでフレストルはオレの方に向き直る。
「彼女は小生が留守の間、ここを預かってくれている助祭のヴァルナロです」
「アルタシャです。よろしくお願いします」
「……」
頭を下げたオレに対し、ヴァルナロは一瞬だが厳しい視線を注ぐ。
「どうしました? あなたも挨拶なさい」
「あ……すみません!」
指摘されたヴァルナロは慌てて頭を下げる。
だが次に頭を上げたとき、彼女がオレを見る視線は極めて冷たいものだった。
あれ? まさか。
ひょっとして彼女は一目でオレが男装している事に気付いたのか。
そしてこの場合、もっとも考えられるのは、彼女はオレの事をフレストルに近づく『虫』だと思っていて、敵意を抱いたりするパターンか。
だとしたら冗談じゃないぞ!
元から『男の嫁』になる気などさらさらない ―― もしそのつもりがあったら、今頃オレは宮殿で暮らしているよ。
だが不本意でも何でもオレが、尋常ではない美少女であり、男を魅了する事実。そしてそれにより時と場合によっては女の嫉妬を買う現実は受け入れざるを得ない。
フレストルが『男』として扱ってくれたから ―― 単にオレが『男装の麗人』であることに気付いていないだけだが ―― ちょっと男に戻った気になっていたが、やっぱりオレは女なのだと思い知らされるひとときだった。
そしてヴァルナロはここでフレストルに向き直って、あらためて口を開く。
「ところでフレストル様。よろしいですか?」
「なんでしょうか?」
「お気づきになっておられないようですけど、こちらの方は女性ですよ」
ヴァルナロはそういってオレを指し示す。
やっぱり見抜かれていたか。当たり前だな。
気付かなかったフレストルの方が鈍感に過ぎるのだ。
まあこっちはフレストルに対して自分から男だと名乗った事は無いので、嘘をついたわけではない。
誤解をそのままにはしていたのは少々申し訳ないが、フレストルの弁によれば西方では男女の性差はあっても優劣はないという考えらしく、女性が王位に就くことも珍しくないらしいから、そんなに重大な事にはならないだろう。
などというオレの思い込みがいかに甘いか、すぐに思い知る事になるのだが。
「え? なんですって? そんなまさか……」
どういうわけかフレストルは息を呑む様子で、数歩後ずさり、それからオレに対してまるで『邪神』でも見るかのような視線を注いできた。
あれ? どういうこと?
オレは何か重大な読み違いをしているのか?
「本当に……本当にあなたは女性なんですか?」
ここで否と答えられたらどれだけ嬉しいか。
だが三ヶ月前まで何ら疑う余地無き男性だったオレだが、今の体が完全無欠の女性なのは紛れもない事実である。
「ええ。その通りです。決してフレストルさんをだます気はなかったのですけど、気を悪くされたのなら謝ります」
だがオレが頭を下げようとした瞬間、フレストルはいきなり怒鳴った。
「なんということですか!」
ええ? 何でそんなに怒るの?
「ちょ、ちょっと待って下さい。確かにひとり旅をしていたので、用心のために男装はしていましたけど――」
「それであろうと異性の装いをすることは許されません! いえ。場合によっては異端の行いと見なされて火あぶりにされるかもしれないのですよ!」
「はあ?!」
なんですそれ?
異性の格好をしたら異端で処刑ですか?
いったいどういうこと?
オレが困惑していると、ヴァルナロがフレストルに対してとりなすように割り込んできた。
「フレストル様。お気持ちは分りますけど、落ち着き下さい」
「あ……ああ。そうですね。ここは正しい文明を持たぬ蛮地であることをつい忘れてしまっていました。そういう振る舞いもこちらでは許されているということですか」
フレストルが少し落ち着いたようなので、オレはとりあえず問いかける。
「あのう。男装するのはそんなにいけないのですか?」
「当然です。先ほども言いましたが、それは我が故国では異端と見なされても仕方の無い行為なのですよ」
今までオレが旅をしてきた国は、どちらかといえば女性の地位は低く、国家元首の座を継ぐような事も認められていなかった。
しかしながらオレ自身、女性としての装いをするように求められるのはしょっちゅうだったにせよ、別に男装自体が罪と認識されていたわけではない。
オレのようにひとり旅をしていて、男に襲われる危険が予想される場合はなおさらだ。
だがフレストルの言葉によると、西方では公式に男女は同権で、国家元首の座を継ぐ事も出来るようだが、その一方で異性の装いをすることは最悪、死罪に値するらしい。
「ふう……あなたにちゃんと正しい文明と信仰についてお教えする必要があるようですね」
フレストルににらみ付けられ、オレは毎度ながら自分が文化や宗教について大きな読み違いをしていた事に気付くことになる。
幾らチート魔力があろうと、不意を打たれたら簡単に捕まえられてしまう事を思い知らされたばかりだし、ここはもっと慎重に行動するべきだな。
やはりあちらについての情報を可能な限り集めてからにしたいところだ。
そうなると当ては一つ、聖セルム教の宣教師であるフレストルだけである。
だいたいの場所は分っているし、ここはフレストルの社を訪れてちょっとばかり話をさせてもらうとしよう。
まあその代償にいろいろと説教はされるだろうけど、それも西方の人間の考えを知るには貴重な情報だろう。
あとフレストルの言い分を聞いた上で、聖女教会と仲良くするのは難しいとしても対立をいったん棚上げして、いま広まっている病気に対し共に力を合わせて対処し、より多くの人々が救える体制を整えるように仕向けられたらいいと思っている。
一神教徒達が住んでいる地域はファーゼストの城壁外であり、周囲には盗賊対策と思われるちょっとした柵があるのを別にすれば特に防御施設はないようだ。
魔術で視覚を強化した上で、遠目に様子を見る限りでは一神教徒だけでなく、いかがわしそうな商人だとか、周辺の少数部族だとか、城壁内に入れない ―― 少なくとも歓迎はされない ―― 雑多な人たちが住んでいるように思われる。
朝から出入りする人間もかなり多いようで、活気はあるようだがファーゼストの城壁内よりも治安が悪いのは間違いないので警戒は必要だな。
オレは慎重に周囲の様子をうかがいつつ、ひっきりなしに人が行き来するファーゼスト城壁外の下町へと足を踏み入れた。
市場で話を聞くとすぐに『唯一なるもの』の社の位置は分った。
もちろん秘密教団ではない以上、居場所を隠す理由はどこにもないどころか、むしろ積極的に広めているはずだから当たり前の話だけど。
そんなわけで『唯一なるもの』の社へ向かっていると、すぐにオレの視界に道を歩いている見慣れた上背のある男の姿が飛び込んできた。
もちろん昨日出会ったフレストルである。
どうやらオレは人と会う事に関しては、よくもわるくも運が太いらしい。
まるで信心などないのだが、どこかの縁結びの神様にでも魅入られているのかもしれない ―― などと考えるのは神様が幅を利かせているこの世界にオレも毒されてきているような気がしてくる。
そしてオレの姿を見つけたフレストルも笑顔を浮かべて手を挙げる。
「やあ。アルタシャ君。もう小生を訪ねてきてくれたのかね。ありがとう」
フレストルはオレが『ありがたい説教を聞きに来た』と確信しているようだ。
実際、その通りなんだけど、この人は『別の用事でここに来て偶然会った』という可能性は全く考えていないらしい。
ある意味で凄い人だ。本当に感心するよ。
「それでは我が社に行きましょう」
「いいんですか? フレストルさんは他に用事があったのでは?」
「もちろん人々の声 ―― すなわち神の声 ―― を聞いてまわるのも小生の仕事のうちに含まれています。だけど真実を知りたいと思う者を導くのはもっと重大な役目です」
どういうわけかフレストルにとっては『人々の声』とは『神の声』であるらしい。
まるで元の世界の政治家みたいな事を言うんだな。
そのあたりもフレストルの崇める一神教である聖セルム教の教義と関係があるんだろう。
男だった頃のオレは『宗教家のありがたいお話』などまるで聞く気にもならず、そんな事をしてもすぐに寝てしまっただろうけど、今はどういうわけか好奇心が抑えきれずワクワクしている自分が心の片隅にいる気がする。
しばしの後、オレがフレストルに案内されたのは、よく言えば清貧、悪く言えば貧乏くさい古い建物だった。
この下町の建物の一つを借り受けて、聖セルム教の社へと改装したのだろう。
その正面には正三角形が高らかに描かれているのがかなり人目を引くので、ひとまず問いかけてみる。
「この三角形は何を意味しているのですか?」
「正三角形は確実性と永続性を示します。偉大なる我らが『唯一なるもの』はその姿を描かれる事は決してありませんが、正三角形がその象徴となるのです」
なるほど。元の世界における某世界的宗教の十字みたいなものか。
もっともヴァンパイヤとか悪魔とかを追い払う効果はあんまり期待出来そうにないけど。
そしてフレストルがドアを開けると、一人の少女が出迎えた。
「フレストル様。お早いお帰りでしたね」
年齢は十代の後半。容姿はなかなかに整ったものだが、身にまとう質素な木綿のドレスと飾り気のない装いは正直に言って地味な印象を与えている。
「あれ? そちらの方はどなたですか?」
少女はオレに向けて怪訝な表情を向けてくる。
「こちらは先ほど出会ったアルタシャ君ですよ。『神の声』を聞くことを望んでいるので、案内してきたのです」
そういってここでフレストルはオレの方に向き直る。
「彼女は小生が留守の間、ここを預かってくれている助祭のヴァルナロです」
「アルタシャです。よろしくお願いします」
「……」
頭を下げたオレに対し、ヴァルナロは一瞬だが厳しい視線を注ぐ。
「どうしました? あなたも挨拶なさい」
「あ……すみません!」
指摘されたヴァルナロは慌てて頭を下げる。
だが次に頭を上げたとき、彼女がオレを見る視線は極めて冷たいものだった。
あれ? まさか。
ひょっとして彼女は一目でオレが男装している事に気付いたのか。
そしてこの場合、もっとも考えられるのは、彼女はオレの事をフレストルに近づく『虫』だと思っていて、敵意を抱いたりするパターンか。
だとしたら冗談じゃないぞ!
元から『男の嫁』になる気などさらさらない ―― もしそのつもりがあったら、今頃オレは宮殿で暮らしているよ。
だが不本意でも何でもオレが、尋常ではない美少女であり、男を魅了する事実。そしてそれにより時と場合によっては女の嫉妬を買う現実は受け入れざるを得ない。
フレストルが『男』として扱ってくれたから ―― 単にオレが『男装の麗人』であることに気付いていないだけだが ―― ちょっと男に戻った気になっていたが、やっぱりオレは女なのだと思い知らされるひとときだった。
そしてヴァルナロはここでフレストルに向き直って、あらためて口を開く。
「ところでフレストル様。よろしいですか?」
「なんでしょうか?」
「お気づきになっておられないようですけど、こちらの方は女性ですよ」
ヴァルナロはそういってオレを指し示す。
やっぱり見抜かれていたか。当たり前だな。
気付かなかったフレストルの方が鈍感に過ぎるのだ。
まあこっちはフレストルに対して自分から男だと名乗った事は無いので、嘘をついたわけではない。
誤解をそのままにはしていたのは少々申し訳ないが、フレストルの弁によれば西方では男女の性差はあっても優劣はないという考えらしく、女性が王位に就くことも珍しくないらしいから、そんなに重大な事にはならないだろう。
などというオレの思い込みがいかに甘いか、すぐに思い知る事になるのだが。
「え? なんですって? そんなまさか……」
どういうわけかフレストルは息を呑む様子で、数歩後ずさり、それからオレに対してまるで『邪神』でも見るかのような視線を注いできた。
あれ? どういうこと?
オレは何か重大な読み違いをしているのか?
「本当に……本当にあなたは女性なんですか?」
ここで否と答えられたらどれだけ嬉しいか。
だが三ヶ月前まで何ら疑う余地無き男性だったオレだが、今の体が完全無欠の女性なのは紛れもない事実である。
「ええ。その通りです。決してフレストルさんをだます気はなかったのですけど、気を悪くされたのなら謝ります」
だがオレが頭を下げようとした瞬間、フレストルはいきなり怒鳴った。
「なんということですか!」
ええ? 何でそんなに怒るの?
「ちょ、ちょっと待って下さい。確かにひとり旅をしていたので、用心のために男装はしていましたけど――」
「それであろうと異性の装いをすることは許されません! いえ。場合によっては異端の行いと見なされて火あぶりにされるかもしれないのですよ!」
「はあ?!」
なんですそれ?
異性の格好をしたら異端で処刑ですか?
いったいどういうこと?
オレが困惑していると、ヴァルナロがフレストルに対してとりなすように割り込んできた。
「フレストル様。お気持ちは分りますけど、落ち着き下さい」
「あ……ああ。そうですね。ここは正しい文明を持たぬ蛮地であることをつい忘れてしまっていました。そういう振る舞いもこちらでは許されているということですか」
フレストルが少し落ち着いたようなので、オレはとりあえず問いかける。
「あのう。男装するのはそんなにいけないのですか?」
「当然です。先ほども言いましたが、それは我が故国では異端と見なされても仕方の無い行為なのですよ」
今までオレが旅をしてきた国は、どちらかといえば女性の地位は低く、国家元首の座を継ぐような事も認められていなかった。
しかしながらオレ自身、女性としての装いをするように求められるのはしょっちゅうだったにせよ、別に男装自体が罪と認識されていたわけではない。
オレのようにひとり旅をしていて、男に襲われる危険が予想される場合はなおさらだ。
だがフレストルの言葉によると、西方では公式に男女は同権で、国家元首の座を継ぐ事も出来るようだが、その一方で異性の装いをすることは最悪、死罪に値するらしい。
「ふう……あなたにちゃんと正しい文明と信仰についてお教えする必要があるようですね」
フレストルににらみ付けられ、オレは毎度ながら自分が文化や宗教について大きな読み違いをしていた事に気付くことになる。
応援ありがとうございます!
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