忌み森の魔女と廃王子
異世界から召喚された聖女に陥れられ、王位継承権を奪われた王子は、濡れ衣の罪で片眼を潰され顔の半分に罪人の入れ墨を刻まれた。
死罪だけは免れたものの、娼館に身売りされ、やがて使い物にならなくなると更に売られ、虐待の果てに魔物の棲む忌まわしい森へと捨てられる。
世間では行方不明の王子として忘れられていく中、彼を拾ったのは人々から恐れられる森の魔女だった。
忌み嫌われた森の片隅で、少しずつ傷だらけの心と暮らしを縫い合わせていく。
終わったはずの王子の人生は、本当にもう一度やり直せるのか。
廃王子と魔女それぞれの主観的終末世界で織りなす小さな物語、ここに開幕。
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