青葉ヶ丘青春リレー
青葉ヶ丘高校の正門には、生徒たちから「校長」と呼ばれる一匹の野良猫がいる。
泣きたい日も、誰にも言えない秘密がある日も、校長はただ黙って話を聞いてくれる。
放送室に届く名前のない手紙。
渡せなかった花。
最後の一枚が残ったカメラ。
病室から、まだ聞いたことのない学校の音を求める生徒。
一つの物語で誰かに救われた生徒が、次の物語では別の誰かへ手を伸ばす。
主人公は毎話変わる。
けれど、言葉や想いは途切れない。
これは、青葉ヶ丘高校で過ごす生徒たちの、小さな後悔と恋と再出発をつないでいく連作青春群像劇。
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