ヤンデレ浦島太郎 ~逃げた俺と、待っていた彼女~
高校生・浦部拓海には、悩みがある。
幼なじみの水城音姫が――とにかく重い。
行動予定はなぜか全部把握済み。
誰と何分話したかまで知っている。
付き合ってもいないのに、将来設計まで完璧。
嫌いなわけじゃない。
むしろ昔から大切な幼なじみだ。
だからこそ、怖い。
そんな音姫から今日も全力で逃げていた拓海は、海辺で一匹の亀と再会する。
しかも、その亀は喋った。
「助けてもらった礼じゃ。竜宮城へ来ぬか?」
音姫から逃げられるなら、どこでもいい。
軽い気持ちで亀の甲羅に乗った拓海だったが――竜宮城には、一つだけ大きな問題があった。
そこは、地上とは時間の流れが違う場所だった。
逃げる少年と、絶対に諦めない幼なじみ。
これは、昔話とは少し違う――
二人の時間をめぐる、ヤンデレ×浦島太郎ラブコメ。
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