花冠とベールの君よ、黒き勇者と誓いのキスを
人々を餌と見做す「悪しき魔物」と、人々と共存する穏やかな「善き魔物」がいる世界。
「俺と来るか」
辺境の村で「悪しき魔物」に生贄として捧げられそうになっていたステュは「正義の勇者様」にしては目つきが鋭すぎるディナイに助けられた。
「行く!!」
「一切迷いなしに即答か」
「だって行くとこないもん、何でもします! 荷物持ちでも! 魔物を誘き寄せる餌でも! 何でもやります!」
幼い頃に両親を亡くし、不吉な厄介者として扱われてきたステュ。生まれ育った村を去り、ディナイと旅立つことを決意した――。
「ステュ。お前は俺の魂をこの地上に繋ぎ止める命綱だった」
――美しい白亜の島で、ひとりぼっちだったステュの新しい日々が始まる。
(ステュ 十五歳→十八歳/ディナイ 二十六歳~)
「俺と来るか」
辺境の村で「悪しき魔物」に生贄として捧げられそうになっていたステュは「正義の勇者様」にしては目つきが鋭すぎるディナイに助けられた。
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