女王様と呼ばないで(冒頭試し読み)
トラウマの再演を繰り返し、傷を抉り続ける女王のペルソナは溶かされるのか……
SMバーslayを舞台にした『恋愛拘束椅子』シリーズの五作目(最終作)です。
25歳の鏡香は、SMバーslayで女王様として振る舞うバーメイド兼キャストをしている。
長身で中性的な容姿を活かし、冷たく高飛車な女王様を完璧に演じているが、その裏では大学生時代に親友だった男にレイプされた深いトラウマを抱え、歪んだ性癖に囚われている。
slayの常連・潤也は、鏡香に強く想いを寄せている。
鏡香はその気持ちを知りながらも、その場限りの関係を持ってしまった自分に混乱し、潤也を冷たくあしらい続けている。
しかし潤也もまた、過去の女性・紗衣子に深く傷つけられた影を引きずっており、二人は互いの歪みを共振させながら、危うい距離を保っていた。
ある夜、鏡香はバイトをしている高級SMクラブからの「特別な依頼」のために、都内のビジネスホテルに向かうのだが……。
関連作品 『堕ちぬ天使の夢を見る』(アルファポリスに冒頭のみ掲載)
『見えない縄』(アルファポリスに冒頭のみ掲載)
『天使でも奴隷でもない』(アルファポリスに冒頭のみ掲載)
『ご主人様の意のままに』(アルファポリスに冒頭のみ掲載)
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