無表情で不気味と婚約破棄された令嬢は、王子に溺愛されています。
フローナ・レフェイグには、表情というものがなかった。感情がないという訳ではないが、それを表現する方法を失ってしまっているのだ。
そのこともあって、フローナは婚約者からも拒絶された。無表情で不気味と言われて、婚約破棄されてしまったのだ。
意気消沈していたフローナだったが、そんな彼女に婚約を申し込んでくる者がいた。それは、第四王子のエルクル・コルディムである。
なんでも、エルクルは前々からフローナに好意を抱いていたようなのだ。
さらに、驚くべきことに、エルクルはフローナの無表情から感情を読み取ってきた。どうやら、彼はフローナ自身ですら気づかないような些細な変化を読み取っているらしい。
こうして、フローナは自身の表情を理解できる王子と婚約することになったのである。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。
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なんでも、エルクルは前々からフローナに好意を抱いていたようなのだ。
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