夏の終わり、君と恋風
最後の夜、花火大会の花火を見ながら、お互いの気持ちが変わらなければいつか会える、そう約束した。
「手紙を書く」そう約束したのに、彼からの手紙は途絶えてしまう。
彼や両親の離婚などで人を想う気持ちを信じられなくなった鈴夏。
そんな高校二年、偶然彼と再会したことにより、閉ざしていた気持ちが動き出す。
表紙:GIRLYDROP様
最後まで一気に読了させていただきました!
少し切ないけれど、主人公の鈴夏ちゃんと、幼馴染のふうくんのピュアさや等身大な青春がぎゅっと詰まった、印象的な作品です。
家庭環境の悩みによって自信をなくすヒロインの、思春期らしい悩みや心の機微がとても繊細に描かれていて、葛藤しながらもきちんと向き合って、過去の蟠りを一生懸命乗り越えようとする鈴夏ちゃんとふうくんの前向きな姿勢がとても素敵でした。
最後はとても爽やかな展開で、一歩前に踏み出す勇気をもらえるような気持ちに。
読後となった今は、これからの二人を想像する楽しさと余韻に浸りつつ、二人の幸せを願わずにはいられません。
若かりし頃の淡い恋心と青春を噛み締めたくなるような、素敵なお話をありがとうございました!
切なく揺れる恋と絆の再生を描いた素敵な物語でした。
心は目に見えないし重さを測ることも出来ないから、相手を信じて関係を続けていくのは意外に難しいですよね。物理的に距離ができてしまえば、なおのこと。再会後もふうくんが気付いてくれるかドキドキしたり、手紙が途切れてしまった理由を知って傷ついたり、鈴夏ちゃんの心の揺らぎがリアルに伝わって来ました。悩んでいる鈴夏ちゃんに気づきながらも、温かく見守って導いてくれた仁菜ちゃんも素敵でした。
すれ違っていた間の空白はきっとこれから埋められるはず。二人のこれからを想像させる爽やかなラストも余韻があってよかったです!
りんとふうくん。幼い頃の関係性が崩れてしまって、再会を機に自分の気持ちと向き合うことができた鈴夏。悩み、葛藤しながらも、ふうくんの気持ちも考えないとと思わせてくれた仁菜の存在はすごく素敵な友達だなと思いました。
再読だったので、余計に今回はキャラたちにより感情移入して読むことができました!心のうちがより感じられて良かったですー!
素敵なお話をありがとうございました!
最後まで拝読しました。
ふたりのすれ違いは子供だった彼らには抗えないどうしようもないもの。鈴夏がふうくんを心の拠り所にしていた理由にも納得だし、だからこそ再会して自分のことを忘れているかも、と感じた時の苦しさがひしひしと伝わってきました。
ラストはどんな着地を迎えるんだろう?と気になっていましたが、なるほどそうきたか!と。
ブラックボックスだった期間があるからこそ、いきなり恋の相手ではなく友達からやり直そうというラストにすごく腑に落ちましたし、素敵な選択だなと思いました!
爽やかだけれどちょっぴり切ない、素敵な作品をありがとうございました。
あなたにおすすめの小説
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
怪我でサッカーを辞めた天才は、高校で熱狂的なファンから勧誘責めに遭う
もぐのすけわたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase