今さら泣いても遅いですよ
第一王子のために身を削り、すべての執務を裏で支えてきたエルサ。
しかし待っていたのは、義妹との浮気と「地味で役立たず」という残酷な追放宣言だった。
行く当てを失い、雨の中で死を覚悟した彼女を抱き上げたのは、孤高の死神・ゼノス公爵。
「これからは私のために、その知恵と美しさを使ってほしい」
公爵の惜しみない愛によって、エルサは本来の聡明さを取り戻し、王国の危機を救うまでの才女へと変貌する。
彼女を失い、政務も家計も崩壊した王子たちが這いつくばって謝罪する時、エルサは隣に立つ最愛の人の腕をとり、冷たく微笑む。
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「これからは私のために、その知恵と美しさを使ってほしい」
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