ナツユ探偵事務所

 「霊能力者」。それは霊的な能力を持つ者の総称。
 霊視は勿論、魂と会話のできる者や、特殊な能力を持つ者もいるという――。
 ここは水の都・水柿町。
 その商店街の一角に、二人の霊能力者が務める、一風変わった探偵事務所があった。

 『猫の巻』は読み切りですので、是非そのお話単体でもどうぞ。

各章のあらすじ︰

猫の巻
 真面目な男・夏虫と、真面目じゃない男・露草は、霊能力者であり、探偵であり、仕事仲間である。
 秋のある日。彼らの探偵事務所に、飼い猫を探してほしいという少女が訪れるが……。

鈴の巻
 初夏、水柿町に来た夏虫と露草は、事務所として借りられる部屋を探していた。
 そんなとき、二人が霊能力者であることを知った喫茶店の店主が、彼らにとある依頼を懇願する。

湯の巻
 家の風呂が壊れてしまい、夏虫と露草は知り合いの銭湯に赴く。
 しかしその二階で、男の変死体に遭遇し……。

相方は見た
 「デート」と言って出掛けた露草。ところがその相手は、喫茶店で働く既婚者・杏だった。
 真相を確かめるため、夏虫は警察の烏羽と共に二人の尾行を開始する。

青の巻
 昔、青い夏の夜に起きた、少年と怪異の出会いの話。

花の巻
 女子校で、生徒の連続自殺が起きた。
 しかしそれは自殺ではなく、怪奇が原因との噂が流れ……正体を突き止めるため、夏虫と露草は学校へ潜入捜査を開始する。

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