ずっと抱きしめていたい
佐々木優は物心つく前から付き合いのある堂坂薫と秘密の関係だ。
ずっと離れて暮らしていても、いつも二人のチャットルームで繋がっていたはずだった。やっと近くに暮らせるようになった途端、冷たく突き放されて口もきいてくれなくなる。その理由は少しも心当たりがなかった。
ある日、薫の家から自宅へ戻る途中、公園でたむろする男たちに乱暴されそうになる。口もきいてくれなかった薫に助けられ、結果的に薫と関係を持つことになったが、薫は後悔し思い悩んでいた。その姿を見て、優は薫を忘れたことにする。
今まで口もきいてくれなかった薫が、優しかった頃のように話しかけ誘ってくるようになる。けれど、優は後悔し償いを考えている薫から離れようと決心していた。内緒で決別したのに、眠っている間に運転手が薫になっていた。
子供の頃から自分の出自が分からず思い悩んでいた優は、初めて薫の口から真実を語られる。
あなたにおすすめの小説
婚約者の王子が「病弱な幼馴染を優先するのは当然だ」と言うので、僕も騎士団長を優先することにしました
「すまない、リュシアン。シリルがまた熱を出したんだ」
婚約者である第二王子エドモンは、今日も病弱な幼馴染のもとへ駆けていく。
観劇の約束も、誕生日の晩餐も、婚約の記念日も。
「君なら分かってくれるだろう? 弱っている者を優先するのは当然のことだ」
……承知いたしました、殿下。
では僕も、恩ある方を優先するのが当然ですね。
置き去りにされるたび、黙って屋敷まで送ってくれた騎士団長ガレス・ヴォルク。
殿下との茶会より、団長へのお礼を。殿下の夜会より、団長の遠乗りを。
お言葉どおりにしているだけなのに、なぜか殿下が慌てはじめて――?
一方、無口で強面の騎士団長は、何年も隠してきた想いを、もう隠しきれなくなっていた。
「……そんなふうに優先されると、期待してしまうんだが」
そして当の幼馴染シリルは、王子の過保護にほとほと困り果てていて――。
律儀すぎる伯爵令息と、不器用な騎士団長の、言葉どおりの恋の話。
※ハッピーエンドです。ざまぁは王子のみ。
※サブカップル(シリル×騎士団副官)あり。
博愛主義の成れの果て
子宮持ちで子供が産める侯爵家嫡男の俺の婚約者は、博愛主義者だ。
俺と同じように子宮持ちの令息にだって優しくしてしまう男。
そんな婚約を白紙にしたところ、元婚約者がおかしくなりはじめた……。
オメガに転化したアルファ騎士は王の寵愛に戸惑う
国王を護るαの護衛騎士ルカは最近続く体調不良に悩まされていた。
それはビッチングによるものだった。
幼い頃から共に育ってきたαの国王イゼフといつからか身体の関係を持っていたが、それが原因とは思ってもみなかった。
国王から寵愛され戸惑うルカの行方は。
※不定期更新になります。
ログインすると感想の投稿ができます。