勇者パーティーをクビになった翌日、国王が土下座してきた
そう言われて、俺は勇者パーティーをクビになった。
何の特技もない、ただの村人A。
ところが翌日。
「村人A様! 申し訳ありません!!」
なぜか国王が俺の前で土下座した。
「どうか勇者様の元へお戻りください!」
「いや、もう新しい仲間がいるんだけど」
勇者を救い、国を救え?
……その前に、俺は俺の仲間を守りたい。
これは、勇者と村人Aと、ちょっと変わった仲間たちの冒険譚。
《妄想劇場》魔王、結婚相手を探す❗️
悪魔歴●●●●●年:数万……いや、数千万年前に誕生した現・魔王である妾はただ今結婚適齢期じゃ。
より強力な次世代を産む為、優秀な子種を持つ男を探さねば🔥🔥
ん?
あの弱そうな人間の王が土下座して謝っている相手、面白い魂をしているな。
ほぅ。(魔王、目を細める)
アヤツ、記憶に加護を貰っておるの。
(しかもムカつく事に《この世界が作り物の世界だという記憶》じゃ。)
確かに妾に挑戦してくる実力の無い弱い人間(自称・勇者)の中に
『このゲームはやりこんでいるからお前の攻略法は分かっているんだ』
っとほざき、たまに戦いを挑んでくる命知らずがいるが……あれは記憶に加護を持つ者だったのだな。
ある意味、納得。
もちろん自称・勇者のパーティーは瞬殺で殺ったがの。
この男は自分の能力を理解した上で勇者のパーティーが《最小限の能力で最大の成果が発揮出来るように指示を出す軍師》と見た‼️
そして妾は『人間はアホ』だと思う。
《この軍師を魔王軍の味方にすれば人間の支配領域の侵略スピードが加速するのは間違いない》と思うのでこの男を魔族に作り替えてしまえばいい。
(あれだけ稀有な加護を持っておる男なら魔族に変化後は高位魔族になるのは間違いない‼️)
記憶に加護を持つだけじゃなく、間違った行動をする度に時間が巻き戻ってやり直し出来る処も良い。
決めた‼️
妾の婿はこの男にしよう。
この世界はゲームの世界だとほざく者どもを否定する為に。
その為にまずは婿殿を拐って来なければ……婿殿の魔族化が完了するまでの間に婚礼準備も同時進行で進めておきたい。
あっ‼️
大事な事を忘れていた❗️
拐った後、時間の巻き戻りをされては困るので対策を施しておかねばの。
じゃあ、婿殿を迎えにいきますか。
終り
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