魔物一匹から始める覇王戦記 ~戦えない無紋者は、万魔を従え世界を統べる大魔王となる~
剣も振るえず、魔法も使えない。
この世界で「無能」の烙印を押された青年エルド・レインは、魔物討伐隊の荷物持ちとして働いていた。
しかし、ある討伐任務の最中、仲間に裏切られ、魔物が巣食う危険な大森林へと置き去りにされてしまう。
死を覚悟したエルドが洞窟で出会ったのは、同族から追放された一匹の弱々しいゴブリンだった。
互いに居場所を失った者同士。
その小さな命を救おうとした瞬間、エルドの中に眠っていた未知の権能『万魔王権』が覚醒する。
それは魔物と契約し、名を与え、進化させ、あらゆる種族を統率する王の力だった。
最初の配下は、たった一匹のゴブリン。
やがて魔狼、オーク、アンデッド、竜族までもが彼のもとに集い、弱小の集落は巨大な魔物国家へと発展していく。
だが、その存在を脅威と見なした人間の王国や魔族たちが、次々と牙を剥く。
奪われるくらいなら、奪い返す。
従わぬ者が道を塞ぐなら、その国ごと打ち破る。
かつて誰からも必要とされなかった青年は、仲間を守るために王となり、やがて自らの意志で世界の覇権を求め始める。
これは、戦う力を持たなかった一人の青年が、無数の怪物を従え、国家を築き、数多の王を屈服させ――
ついには神々さえも超え、世界を支配する大魔王へと至る覇道の物語。
すべては、一匹の小さな魔物との出会いから始まった。
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しかし、ある討伐任務の最中、仲間に裏切られ、魔物が巣食う危険な大森林へと置き去りにされてしまう。
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