【完結】妾に子供が授かりました。冷徹と呼ばれる私の判断を、どうか笑ってくださらない?
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拝見、旦那様。あなたと妾の子供の誕生を、私は心から喜んでおります。けれど、その子を抱くことは決してありません。それが、私が「冷徹な女」と呼ばれる理由であり、妻としての誇りでもあるのです。
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松島香里奈は、「冷徹な女」と呼ばれ侯爵令嬢に仕えていた。
ある日、夫と妾の子ができたと知り、三年ぶりに松島家へ帰郷することに――。
そこで待ち受けていたのは、夫の裏切り、妊娠した女中との対峙、そして母になれぬ自分の痛み。
冷徹に突き放すか、それとも慈悲を与えるか。
彼女の選択は、やがて一族の未来をも左右することになる。
冷徹さの裏に隠された、揺るぎない愛情と誇り。
すべては、仕えるお嬢様の幸せのために――。
大正から昭和へと移りゆく時代を背景に、ひとり強く寂しい女の愛と誇りの物語
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