能ある鬼は角を隠す
駿河敦彦(するがあつひこ)18歳は頭を抱え病んでいた。
「なぜ、どうして僕だけにはないんだよ?」
他の人には当たり前にある、あるものが敦彦にはない。
長い爪を立てて押さえる頭、額にあるもの。彼らの種族の象徴ともいえる大事なもの。
角。鬼の角だ。
敦彦も、他の皆も、この世界に存在するヒトの形をした種族は全員が鬼。
人間は絶滅した。
欲に溺れ狂う、他種族に害をなす人間は鬼によって滅ぼされた。
はずだった。
鬼が突然、人間のように欲に溺れ狂ってしまう病気”人化病”にかかると元に戻ることはない。
殺すしかない。
忌み嫌われる人間。そんな、人間のように角のない敦彦は。
幼なじみの女鬼、市之瀬和紗(いちのせかずさ)と父親に背中を押されある決意をする。
和紗が、父上が僕を鬼だと証明してくれる。なら僕は僕なりに生きよう。
和紗が幸せに生きていけるように支え、守ろう、と。
人間の居ない世界で、鬼は人間の復活と戦う。
「なぜ、どうして僕だけにはないんだよ?」
他の人には当たり前にある、あるものが敦彦にはない。
長い爪を立てて押さえる頭、額にあるもの。彼らの種族の象徴ともいえる大事なもの。
角。鬼の角だ。
敦彦も、他の皆も、この世界に存在するヒトの形をした種族は全員が鬼。
人間は絶滅した。
欲に溺れ狂う、他種族に害をなす人間は鬼によって滅ぼされた。
はずだった。
鬼が突然、人間のように欲に溺れ狂ってしまう病気”人化病”にかかると元に戻ることはない。
殺すしかない。
忌み嫌われる人間。そんな、人間のように角のない敦彦は。
幼なじみの女鬼、市之瀬和紗(いちのせかずさ)と父親に背中を押されある決意をする。
和紗が、父上が僕を鬼だと証明してくれる。なら僕は僕なりに生きよう。
和紗が幸せに生きていけるように支え、守ろう、と。
人間の居ない世界で、鬼は人間の復活と戦う。
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