チートを貰って転生したのに異世界が過酷すぎる

 黒島 健吾の人生は26歳で幕を下ろした。
 その人生はあまりにも不幸と言わざるを得ない。
 16歳の時に難病を発症して、24歳の時には病院のベットに寝たっきりになり、26歳で亡くなった。
 若くして亡くなりながらも、早く死ぬのなら多くの人の為にとボランティアなどに尽力した。

 そんな亡くなった健吾の目の前に現れたのは、真っ白な空間と転生を司る神〈ザグレニウス〉だった。
 ザグレニウスは自分の手違いで、健吾の人生を苦難困難の多い人生にしてしまったと謝罪する。しかし健吾は周りの人の大切さを知れたから怒っていないと、ザグレニウスを許すのである。
 その姿勢に感銘を受けたザグレニウスは、異世界にチートと共に転生させてあげると約束した。小さい時から漫画やラノベで、そういう世界に興味を持っていたので願ってもいなかった。

 しかし転生した異世界は、健吾が想定しているよりも遥かに過酷な世界だった。
 それでも2度目の人生は素晴らしいモノにしてやると健吾は、過酷な異世界に身を投じるのである。
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