紅時雨と砂の味
20年前の襲撃で引き裂かれた御門家。父・朔夜は妖刀の代償に五感を失い、息子・桜猟と共に、世界が「砂の味」に変わる呪いを生きていた。
20年後、彼らの前に刺客として現れたのは、生き別れた娘・蹴鞠だった。宿命に翻弄される姉弟の再会。さらに、死んだはずの母・ろみなが組織の要塞に囚われているという報せが届く。
親友・流華の導きで要塞へ乗り込む一行だが、そこには想像を絶する罠が待ち受けていた。桜猟が握りしめるのは、母との約束が詰まった一粒の苺飴。20年の時を超え、家族が再会した先に待つ真実とは――。
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