つかぬことを伺いますが ~絵画の乙女は炎上しました~
急募:節度ある交際と、犯罪捜査を両立する方法。
魔法学院の医学部・魔法医学科で学ぶ伯爵令嬢フランシスは、「初恋の当て馬」騒ぎを経て、婚約者の有責で婚約を解消。
協力してくれた法学部のレイモンドとは一年を経て恋人関係になった……のに、互いの多忙のせいで、会話は研究のことだけだった。
やっと休日に出かけたと思えば、通りがかった火災跡で、顔見知りの警部に捜査への協力を求められる。
ここが三件めの美術品盗難事件の現場で、犯人らしき男のほか、多色の炎が目撃されたのだと。そして火元近くには、有名画家が若い頃に描いた『麗しの乙女』が切り取られた痕跡が……。
「人為的な火災の可能性がありますね。レイモンド様はどう思いますか?」
「僕の好みを聞く時より、生き生きしてない?」
――証拠品は、時間とともに失われる。
魔法法医学者と検事を目指している二人は信念に従って証拠品の採取を始めたものの、フランシスは自分の中に溜まっていくもやもやに気付いてしまい……。
ちょっとした謎と、理想と現実に悩みつつ少しだけ進展したい二人のお話です。
※こちらは短編『つかぬことを伺いますが ~伯爵令嬢には当て馬されてる時間はない~』のその後の話ですが、読まれていなくても大丈夫です。
短編から長編(短編連作)に改稿作業中につき、短編から世界設定、人物設定など、一部変更があります。
魔法学院の医学部・魔法医学科で学ぶ伯爵令嬢フランシスは、「初恋の当て馬」騒ぎを経て、婚約者の有責で婚約を解消。
協力してくれた法学部のレイモンドとは一年を経て恋人関係になった……のに、互いの多忙のせいで、会話は研究のことだけだった。
やっと休日に出かけたと思えば、通りがかった火災跡で、顔見知りの警部に捜査への協力を求められる。
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