転生先は背後霊

名前も年齢も覚えていない。ただそこに浮かんでいた俺。
周りを見回して目の前に見えたのは死にかけた男の子。
ただ、こう思っただけだった。
このまま死なれたら寝覚めが悪いな――と。

そして俺は男の子の上にそのまま落下し――背後霊としての日々が始まった。

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