未来改稿のエリナ――命を救うたび、私の昨日が消えていく
《エリナ・フォルティア。二十歳。国家反逆罪により処刑》
《エリナの死から七日後、人類は滅亡する》
「三年後!? 私、まだ何もしてないんですけど!」
貧乏男爵家に転生した十七歳のエリナ。
ちょっと頼りない彼女が見つけた黒い本には、自分の処刑と、人類の滅亡が記されていた。
けれど、その本に浮かぶ未来は、羽ペンで書き換えられる。
《未来改稿(リライト)》。
死ぬはずだった誰かを救える力。
ただし、その代償として失われるのは、エリナ自身の大切な思い出だった。
冷静すぎる第二王子と衝突し、学院の仲間と笑い、不思議な相棒に振り回される毎日。
それでも、目の前で誰かが泣いているなら、エリナは震える手で羽ペンを握る。
なぜ、自分は処刑されるのか。
なぜ、その七日後に世界が終わるのか。
「怖いよ。でも、見なかったことにはできない」
笑って、失敗して、ときには泣いて。
普段は少しポンコツな少女が、大切な場面では絶対に逃げず、仲間とともに決められた未来へ立ち向かう異世界ファンタジー。
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