悪役姫に転生したので、勇者に助けを求めます
「嫌なら、侍女として残ればいい。奴隷でも構わないよ」
婚約者となった王子カルロは、そう言って笑った。
目が覚めたら、そこは昔遊んだ乙女ゲームの世界。
私は、いずれカルロに殺される悪役姫アマリリスになっていた。
カルロは美しく、優しく、誰にでも余裕のある笑みを向ける。
けれど、彼の本心は見えない。
私を危険から守ってくれるのに、自由にはしてくれない。
冗談めかしているのに、時折その目が冷たくなる。
彼のそばにいるのは危険だ。
だから私は、勇者アズを頼って逃げ出そうと決めた。
――この王子の笑顔を信じてはいけない。
そう思っているはずなのに。
元題名
嫁ぐ予定の悪役令嬢が殺され、異世界転移したわたしが悪役令嬢の代わりにされる。
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けれど、彼の本心は見えない。
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冗談めかしているのに、時折その目が冷たくなる。
彼のそばにいるのは危険だ。
だから私は、勇者アズを頼って逃げ出そうと決めた。
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