【黒髪のエーデル】〜ごめんなさい。実は俺、国王の親友のふりして裏では反乱軍の幹部やってます〜
彼の名前はノエル=マイヤー。
現代日本から異世界へとやって来たんだか、やって来なかったんだか、彼自身でさえもよく分からない中途半端な転生者である。従って彼は、女神に加護を与えられたわけでもないし、皆が驚くような特殊なスキルだって持ってない。
ただ――彼は人一倍恵まれた環境に生まれることが出来た。
「なんてったって俺の父親は騎士団の団長様!!」
なんて有頂天になってた時期もあったが。残念ながら彼は母親の連れ子であった…。と言うわけ蓋を開けてみれば、この物語の主人公ノエルは父親(養父)から疎まれ続け――あげくのはてにその父親に殺されかかってしまうのである。
さて。その後、成り行きで俺は騎士団長である父親を刺殺してしまうのだが。この騎士団長はかなり民衆から嫌われてようで――あれよという間に王国の反抗勢力の幹部まつりあげられてしまうのである(もちろんノエルの意思に反して)。そして――その上、親父を殺した罪で捕らえられてみれば、国王が実は俺の幼馴染だったようでで、罪を問われるどころか国王からもなぜか気に入られ……
結局彼は、国王の親友として王国に仕える一方で、王国の反逆者名簿に名前を連ねることとなってしまうのです。
※第一章の『王都炎上』はこの物語のプロローグ的なストーリーになっています。主人公はまだお腹の中。本格的な主人公ノエルの登場は第二章に入ってからなので少しだけ我慢して読んで下さい。
現代日本から異世界へとやって来たんだか、やって来なかったんだか、彼自身でさえもよく分からない中途半端な転生者である。従って彼は、女神に加護を与えられたわけでもないし、皆が驚くような特殊なスキルだって持ってない。
ただ――彼は人一倍恵まれた環境に生まれることが出来た。
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さて。その後、成り行きで俺は騎士団長である父親を刺殺してしまうのだが。この騎士団長はかなり民衆から嫌われてようで――あれよという間に王国の反抗勢力の幹部まつりあげられてしまうのである(もちろんノエルの意思に反して)。そして――その上、親父を殺した罪で捕らえられてみれば、国王が実は俺の幼馴染だったようでで、罪を問われるどころか国王からもなぜか気に入られ……
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