愛され過ぎるのも、煩わしいのも嫌ですわ。
――――目が醒めればそこは異世界。
階段から落ちて、溺れかけて、転んで頭を打って、怪我や命の危険を込みで蘇る前世の記憶・・・
という事もなく、いつもの様に起床してメイドを呼ぼうとした所でフッと思い出したのだ。
「あれ・・・私何故ココに・・・?」である。
そして、すぐにまともに思考を保てない程の勢いで、数々の記憶で頭の中が満たされたのだ。
乗り物酔いでもしたかの様な吐き気と目眩に襲われた私は、丁度いい場所でぶっ倒れた。
そう、ベッドの上で。
3日程魘されて眠り続け、4日目の朝ケロッと起きた。
前世では、平凡を通り越してブスと呼ばれる部類だったかと思う。
転生した現世では、一目見たら忘れられないだろう美少女である。
何処かに本当に神様でも居て、前世で得られなかった物を、現世で全て手に入れろと言わんばかりの配慮。
美しさに喜んだのも初めの何年間か。
後に、何でも限度を超えると毒にしかならない事をしみじみと感じる。
愛されすぎて求められすぎる事も、愛されず求められない事も、似た様なものではないかと。
緑豊かな大国エングストランド王国の、筆頭公爵家長女オフィーリア・ヴァレニウス公爵令嬢。
美と知と才に溢れた最強令嬢と名高い令嬢。
フォーセル侯爵嫡男ロイド・フォーセルと婚約中であったが・・・・
*不定期更新です。
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そして、すぐにまともに思考を保てない程の勢いで、数々の記憶で頭の中が満たされたのだ。
乗り物酔いでもしたかの様な吐き気と目眩に襲われた私は、丁度いい場所でぶっ倒れた。
そう、ベッドの上で。
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美しさに喜んだのも初めの何年間か。
後に、何でも限度を超えると毒にしかならない事をしみじみと感じる。
愛されすぎて求められすぎる事も、愛されず求められない事も、似た様なものではないかと。
緑豊かな大国エングストランド王国の、筆頭公爵家長女オフィーリア・ヴァレニウス公爵令嬢。
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*不定期更新です。
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