魔女と呼ばれた花売りは、小さな町でひっそりと暮らしたいだけでした
花売りの朝は早い。
そんな毎日を送るエマには秘密があった。
それは、彼女の故郷が魔女狩りが行われた町だということ。エマがまだ十三歳だった頃、突然町に火が放たれ夜襲に遭い、家族がバラバラになってしまった過去がある。
そんな秘密を抱えながら、エマは雇ってくれた優しい老婆と花売りの仕事をして暮らしていた。
そんなある日のこと。週に一度通う修道院でエマは若い男性と出会う。アンセルと名乗った青年は、この地を治めるクイード子爵の四男だという。
貴族である彼に気後れしていたエマだけれど、アンセルから薬師になるよう依頼されたことから全ての歯車が回りだした。
☆前半はのんびり、後半から話が展開していきます。
☆45話+エピローグで完結する予定です。
☆他サイト様でも投稿しております。
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