蠱毒の贄は夢を見る

大学生の左京は妖に襲われる日々に悩んでいた。噂を耳にして祓い屋の三木、武蔵を頼るものの、解決はしなかった。祓い屋に身を置き、左京は自分の身に起きた異変の原因を探っていく。
24h.ポイント 0pt
0
小説 224,004 位 / 224,004件 ファンタジー 52,041 位 / 52,041件

あなたにおすすめの小説

『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた

歩人
ファンタジー
侯爵家に嫁いで五年。ルチアは夫エミルの領地会計・社交・使用人管理を全て一人で担ってきた。だがエミルはいつも幼馴染のアリーチェを優先する。「アリーチェは体が弱いんだ、お前とは違う」——その言葉を百回聞いた日、ルチアは微笑んで離縁届に署名した。「ええ、私は丈夫ですから。どうぞ幼馴染様をお大事に」。翌朝、エミルが目にしたのは——税務報告の締切、領民からの陳情の山、そして紅茶の淹れ方すら知らない自分。三ヶ月後、かつて「地味な妻」と呼ばれたルチアは、辺境伯の財務顧問として辣腕を振るっていた。

「君は理解してくれるだろう?」と言われ続けたので、もう終わりにします

藤原遊
恋愛
「君は着いてきてくれるだろう?」 幼なじみで婚約者でもある勇者ルーカスにそう言われ、 エレノアは正式任命も報酬もないまま魔王討伐の旅へ同行していた。 結界維持、野営準備、補給管理。 旅に必要なことのほとんどを担いながらも、 ルーカスと聖女リリアは当然のように距離を縮めていく。 そしてある夜、 ルーカスは再び言った。 「君は理解してくれるだろう?」 その瞬間、 エレノアの中で何かが静かに壊れる。 これは、 “理解してくれる婚約者”でいることをやめた令嬢の、 静かな見限りと再生の物語。

〔完結〕夫の幼馴染が「あなたと結婚できなかった」と泣いた日、私は公爵夫人をやめると決めました

柴田はつみ
恋愛
舞踏会で、エレノアは聞いてしまった。 「あなたと結婚できなかったことが、今でも苦しいの」 そう泣いたのは、夫アレクシスの幼馴染ローズだった。 優しい夫。けれど、その優しさはいつも彼女へ向けられる。 公爵夫人として隣にいるのは自分なのに、彼の心だけは別の場所にあるのだと思っていた。 だからエレノアは、静かに決める。 もう、あなたの妻でいることを望みません。

「お前の刺繍など指の戯れ」——盲目の辺境伯が、令嬢の縫い目の凹凸を指で読んだ夜

歩人
ファンタジー
子爵令嬢ヴェロニカは、十年間、王太子妃の戴冠衣装の刺繍を担当してきた。祖母から教わった独特の針目で、毎年異なる図案を縫い続けた。誰もその意味を尋ねなかった。「お前の刺繍など指の戯れ。下女に代えればよい」——婚約破棄の宴で王太子が放った一言に、ヴェロニカは刺繍枠を置いて去る。その夜、辺境から馬車が一台、王都を目指していた。盲目の辺境伯ロタールが、宮中に到着する。「五年、私はあなたの刺繍を毎晩指で読み続けていた。あなたが刺していたのは、私の母の祖国の紋章だった」——ヴェロニカの祖母が、隣国の出身であった事実。十年間、彼女は気づかずに故郷の紋章を縫い続けていた。新しい戴冠衣装には、その紋章が一目もない。儀礼違反として、戴冠は延期されることになる。

婚約破棄された28歳年増令嬢、身を引いたのに王子が溺愛して離してくれません

霧原いと
ファンタジー
28歳の侯爵令嬢エリザベートは、王子との婚約を破棄された。 理由は――年増だから。 まあ、そうだろう。 王子はまだ二十二歳だ。 六歳も年上の婚約者など邪魔だろう。 そう思ったエリザベートは、あっさり身を引くことにした。 ところが。 「エリザベート! 逃げるな!」 なぜか婚約破棄した本人である王子が、全力で追いかけてくるのである。 「殿下、婚約破棄したのは殿下ですよね?」 「そうだ!」 「ではなぜ追いかけてくるのですか」 「好きだからだ!」 「最初からそう言ってください!」 婚約破棄された年増令嬢と、溺愛王子のギャグ気味ラブコメ。

婚約破棄されたので、王家の死亡通知を先に出しました

くるみ
ファンタジー
婚約破棄を告げられたセレスティアは、静かに微笑んだ。 「では、王家の救命措置を終了いたします」 その一言で、王国は大混乱。役目を終えたセレスティアは、晴れやかに旅立つ。

【完結】捨てられた侯爵夫人の日記

ジュレヌク
恋愛
十五歳で侯爵家に嫁いだイベリス。 夫ハイドランジアは、愛人と別邸に住み、三年の月日が経った。 白い結婚による婚姻不履行が間近に迫る中、イベリスは、高熱を出して記憶を失う。 戻ってきた夫は、妻に仕える侍女アリッサムから、いない月日の間書き綴られた日記を手渡される。 そこには、出会った日から自分を恋しいと思ってくれていた少女の思いの丈が詰まっていた。 十八歳になり、美しく成長した妻を前に、ハイドランジアは、心が揺らぐ。 自分への恋心を忘れてしまったとしても、これ程までに思ってくれていたのなら、また、愛を育めるのではないのか? 様々な人間の思いが交錯し、物語は、思わぬ方向へと進んでいく。

花瓶係の令嬢

白瀬しおん
ファンタジー
『花瓶係』と呼ばれ、役立たず扱いされている王妃付き女官エリアーナ。 けれど王宮で騒動が起きるたび、彼女は何気ない知識で静かに真相を見抜いてしまう。 草花、工芸、古い印――誰も気にしないことを、ただ覚えていただけ。 「花瓶でいいです。目立つの、少し疲れますから」 無欲でぼんやりした令嬢が、気づけば王宮中から頼られていく、静かな宮廷お仕事譚。