山奥に住んでいたのに皇帝の跡継ぎに選ばれ旅に出ることになりました
山奥に住む明蘭《めいらん》はある日、目の色が一部変わっていることに気付いた。
それはこの帝国の始祖である竜王から授けられ、皇帝の直系の子にのみ継承される竜珠だった。
竜王が初代皇帝に授けた竜珠をその目に受け継いだ者が皇帝となる。
千年間その掟に従って帝国皇室は保たれてきた。
当代の皇帝が不治の病を得た時、竜珠がその身に継承されたのは皇宮に住む皇子達ではなく、田舎の山奥で暮らす明蘭だった。
実の父が皇帝だと知った明蘭は迷いながらも皇都の竜安を目指して旅に出た。皇都に住む兄弟に命を狙われる中、親しい人との別れや、旅の途中でヤンチャな青年や獣人の少年といった仲間を得て成長してゆくこととなる。
帝位継承後、龍の血が濃い龍聖であるが故に人と異なる長い寿命に悩みながらも、周囲の協力を得て帝国の改革を進めていく。帝国最後の皇帝となる明蘭皇帝の物語である。
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