押しかけ贄は白蛇様を一途に愛す

白蛇(しろへび)様、と呼ばれる蛇神を信仰する村で暮らす旭は、六十年に一度白蛇様に捧げられる贄になるために、病弱なフリをして暮らしてきた。
小さい頃に助けてくれた大蛇の白蛇様に、恩返しがしたかったから。
十年の努力が実り、ついに旭は白蛇の贄になることができた。
再会した白蛇は、美しい男の姿で旭の前に現れる。
「俺は贄を必要としていない」と言われた旭は、白蛇の説得を試みるのだった。

自ら命を捧げるために押しかけた贄と、一途な献身を受けて白蛇が贄を愛するようになるまでの話。


※印は背後注意です。(ぬるめのも含む)
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