夏星
「私、一番光ってる星になるから、先生、迷わないでね」
3歳から18歳まで、病室の窓越しに紡がれた15年間の「大きな約束」。
叶わなかった砂浜へのドライブと、白衣のポケットに残された使い古しの診察券。
蝉の声がふっと途絶えた夜、少女は深い夢の中へ旅立った。
救えなかった悔恨のなかで、医師が見上げた夜空に輝くのは――。
悲しいけれど、あまりにも温かい。
夏の終わりに贈る、最も美しい「命」の物語。
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