空海戦争紀
時は3020年。令和、2020年東京オリンピック開催後、地球温暖化が急速に進み、地球の「大陸」は全て無くなり、地球は完全に海の星と化した。そして人類は海面での船上暮らしを余儀なくされた。しかし人口爆発で増えすぎた人口が海と化した地球の海上、ましてや船上に全て収まる訳もなく、政府は大半の人口を空へと移住させることにした。しかし、急速に地球温暖化が進んだことによりAI技術の発展が遅れた為、宇宙に進出することなく大気圏ギリギリまで飛行可能な飛空船に人類は移住させられ住まざるを得なくなった。そこから政府は海上政府と空上政府に分かれていったが事態は収拾せず、空へ移住させても人類は収まりきらなかった。それに対し空上政府は最終決断として空上居住者の一部を口減らしとして飛空船から〝落とした〟。そしてそのほとんどが〝最近空に移住させた者達〟だった。つまり、一旦は海から空ヘ引き上げたものの、収まりきらなかったから元居た海ヘ〝捨てた〟のだ。そしてその〝捨てられた者達〟の中には、主人公、天美 雅(みやび)の両親も含まれていた…
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