婚約破棄の代行はこちらまで 〜店主エレノアは、恋の謎を解き明かす〜

エレノアは表ではしがない文具屋を営み、裏では婚約破棄の代行を生業としている見目麗しい女店主。

そんな彼女の元には様々な事情を抱えた依頼人が訪れる。断罪された令嬢、虐げられた姉、白い結婚を言い渡された男などなど。

しかし、彼女たちの依頼には裏があって――?

エレノアはその頭脳を駆使して数多の恋にまつわる事件を解決していく。


■case1.断罪された女
伯爵令嬢アメリは卒業パーティで婚約者ウィラードに断罪され、婚約破棄を言い渡されてしまう。それも、彼が愛する子爵令嬢キャサリンを虐めたという身に覚えのない罪で。しかし、全ては子爵令嬢キャサリンが仕組んだことだった。
キャサリンに婚約者を奪われたアメリは彼を取り戻すべくエレノアの店を訪れるが、エレノアはアメリにおかしな点があることに気づき、彼女の身辺調査を始める。果たして、アメリの真の目的とは。


※現在case5まで執筆済み(20万字程度)。
※小説になろう様、カクヨム様にも投稿しています。
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