セラとシド -魔法道具職人と放浪商人-
王都ギルド地下の工房で、黙々と魔道具を作り続ける技師・セラ。
毎日依頼をこなすことに追われる日々だったが、役に立てる喜びを感じいつも誰かのために腕を振るっていた。
魔道具に愛情を持ち、持ち主の手になじむようにこだわりと誇りをもって丁寧に仕事をする
そんな彼女の隠れたこだわりは誰にも気づかれなかったが、隣国からやってきた放浪商人・シドが一目で見抜いた。
自分の仕事に真摯に向き合ってくれる彼との出会いが、セラの止まっていた時間を少しずつ動かし始める。
周囲の無意識な「当たり前」に気づいたとき、セラが選ぶ自分の居場所とは――。
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