婚約破棄された令息は幽霊王子と偽りの婚約を結ぶ~もふもふ精霊たちの声援は奇跡を起こす?~
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――生まれて初めて好きになった人は、大好きな兄の婚約者になりました――
公爵家に生まれたシルフィースは、幼い頃に亡くした初恋の人を、今も忘れられずにいた。
その相手は、精霊たちに導かれて出会った第一王子レイヴィスだった。
王太子の婚約者だったシルフィースにとって、王太子の異母兄であるレイヴィスは、好きになってはならない相手。
幼い恋心を秘めたまま、シルフィースは精霊たちに助けられながら、レイヴィスと密かに交流を重ねていた。
そんなささやかな幸せがいつまでも続くと信じていたが、レイヴィスに縁談が持ち上がり、二人は別れを余儀なくされる。しかも、その婚約相手がシルフィースの大好きな兄だとわかり、深く傷ついてしまう。
その悲しみが癒える間もなく、王城で火災が発生。レイヴィスは帰らぬ人となってしまった。
――レイヴィスを失ってから十一年。
レイヴィスとの約束を胸に、シルフィースはよき王太子妃となるべく、厳しい教育を受け続けてきた。
しかし十八歳になった彼は、建国祭の前夜祭で王太子から突然の婚約破棄を言い渡される。
さらに王太子の命令で別の男へ嫁がされそうになるが、兄の機転によって、ユーティム商会の新代表、クラヴィース・ユーティム男爵とその場で偽りの婚約を結ぶことになる。
灰色の仮面で顔を隠し、精霊獣を従える謎めいた青年の姿には、亡くなったはずのレイヴィスの面影があった。
クラヴィースは自分のことを幽霊だと告げる。
偽りの婚約者だとわかっていても、シルフィースの心は揺れ動く。
そして、二人の運命を見守るのは、今日もお役に立とうと張り切る、もふもふ精霊たち。
――十一年の時を越えて、叶わなかった恋が再び動き始める――
公爵家に生まれたシルフィースは、幼い頃に亡くした初恋の人を、今も忘れられずにいた。
その相手は、精霊たちに導かれて出会った第一王子レイヴィスだった。
王太子の婚約者だったシルフィースにとって、王太子の異母兄であるレイヴィスは、好きになってはならない相手。
幼い恋心を秘めたまま、シルフィースは精霊たちに助けられながら、レイヴィスと密かに交流を重ねていた。
そんなささやかな幸せがいつまでも続くと信じていたが、レイヴィスに縁談が持ち上がり、二人は別れを余儀なくされる。しかも、その婚約相手がシルフィースの大好きな兄だとわかり、深く傷ついてしまう。
その悲しみが癒える間もなく、王城で火災が発生。レイヴィスは帰らぬ人となってしまった。
――レイヴィスを失ってから十一年。
レイヴィスとの約束を胸に、シルフィースはよき王太子妃となるべく、厳しい教育を受け続けてきた。
しかし十八歳になった彼は、建国祭の前夜祭で王太子から突然の婚約破棄を言い渡される。
さらに王太子の命令で別の男へ嫁がされそうになるが、兄の機転によって、ユーティム商会の新代表、クラヴィース・ユーティム男爵とその場で偽りの婚約を結ぶことになる。
灰色の仮面で顔を隠し、精霊獣を従える謎めいた青年の姿には、亡くなったはずのレイヴィスの面影があった。
クラヴィースは自分のことを幽霊だと告げる。
偽りの婚約者だとわかっていても、シルフィースの心は揺れ動く。
そして、二人の運命を見守るのは、今日もお役に立とうと張り切る、もふもふ精霊たち。
――十一年の時を越えて、叶わなかった恋が再び動き始める――
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