勇者パーティを追放された回復補助魔術師の俺が、魔王の妹たちに気に入られてしまったんだが

 勇者であるアレンと、回復補助魔術師であるケントは幼馴染だ。


 7歳の誕生日を迎えた日、2人にステータスカードが配られる。

 そこに書かれていたのは、数百年に1度しか現れないと言われる激レアな「勇者」という職業だった。


 「勇者」という称号を持った幼馴染の助けになるべく、ケントは回復補助魔術師として彼のパーティに入る。


 しかし、勇者、聖女、剣豪、大魔術師という上位の職業に就く仲間たちにケントは馬鹿にされ、不遇な扱いを受けることになってしまう。


 とうとうアレンは俺に向かって、

「お前は役立たずだ。魔王を倒すのにケントは必要ない。パーティから出て行ってくれ」


 と、一方的に追放を決断する。


 失意の中町を出たケントに声をかけたのは、勇者パーティの最終目的であった魔王だった。


「どうだ、ケント。余の部下にならないか」


 ケントは了承し、自分の敵だった魔族の「医者」として生きていくこととなる。


 魔王の部下としてその名を馳せていく彼は、色んな人間や魔族、そして魔王の妹たちと関わっていく。

 
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