龍神妃
ある廃村の奥地に岬が見える。
その昔、龍神岬と呼ばれていた。
この村では、なぜか女しか生まれず、龍神の祟りだと村人は、騒ぎ、そして毎年年頃の女一人を龍神の生贄としていた。
その村は、男が生まれる事はなく、そのまま果ててしまった。
しかし、長い年月が経ち、龍神岬の事等もう、誰も知らない。
だが、限られた者だけは、ここを知る。
そして、仲の良い双子の姉妹
風蘭と風凜は、血のつながらない老夫婦に可愛がられていた。
年頃になった風蘭と風凜。
風蘭は、畑仕事に精を尽くし、しょっちゅう傷を作っては、幼馴染である薬屋の息子の青琴に面倒を見てもらっており、風凜は頼まれ仕事で機織りや反物を縫い街へ売りに出かけていた。
ある日、街の剣豪が風凜を見染めた。
風凜は、街へ嫁いでしまう…
運命は、大きく変わっていく。
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